慢性疲労症候群とQ熱

以前にテレビで、Q熱が慢性疲労症候群の原因であると、一時的に大きく取り上げられました。

この名前の由来は、1935年にオーストラリアの、ある「と畜場」で、従業員の間に集団発生した原因不明の病気(QueryFever)に由来します。

このQ熱の症状ですが、体の中に2~4週間潜伏した後、突然頭痛や高熱、筋肉痛の症状が出始めて、その後に高熱(38~40℃)が1週間から2週間続き、この熱のために、肺炎や肝機能障害の心配もともないますが、一般に予後は良好です。

しかし慢性感性となると話は別で、心内膜炎を起こすことがおおく、予後は良好ではありません。

急性のQ熱のあと、回復後に、患者の6割は2ヶ月から6ヶ月の間疲労感が残るそうですが、現時点で慢性疲労症候群とQ熱の関係ははっきりしていないようです。

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このQ熱というのは、コクシエラ菌というリケッチアの一種である菌によって起きる、人畜感染の感染症です。

そして、不顕性感染していることがあります。

この感染様式は、感染が成立しているのに、臨床的に確認できる症状が見当たらない様式のことです。

ヤギや羊、牛等の家畜や、家で主に飼う犬、猫等のペットから感染が多いようです。

人への感染は、主に経気道感染が多いようです。

どのように感染するかというと、感染している動物の羊水や、胎盤などに汚染された埃、汚染された獣皮や毛皮類などからです。

その他としては、感染している動物の尿や糞便も感染源と考えられています。

日本では、平成11年は12件でしたが、2年後の平成13年は40件との報告です。

食べ物を介しては、鶏卵で発見されました。

あとは、低音殺菌の牛乳などです。

このコクシエラ菌は加熱で簡単に死滅するので、卵の殻などに気をつけて、食品調理の際には過熱が望ましいです。

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